みなさん、おはこんばんちは。それでは、さっそく昨日の続きです。 お付き合いくださいね。
■さっそく解いてみます
問題を間違えていました。申し訳ありません…
「五角形ABCDEの面積が22㎠になる」です。
では、解いてみたいと思います。
四角形ABCDは昨日やりましたが、もう一度。
内部の点が13個、辺上の点が7個なので
13+7/2-1=15.5㎠です。
三角形ADEの面積は
22-15.5=6.5㎠になればよいわけですね。
これを普通に解くと、「面積に注目して逆算をする」→「相似を意識しながら平行線を引く」→「等積変形」の手順なんです。結構手数がかかります(みんな、気づいたのかな??)
ピックの定理を知っていれば
大体6.5㎠になりそうな格子点を予測して、点をうち計算すると…
図のようにEを決めてみます。内部の点が6個、辺上の点が3個なので、
6+3/2-1=6.5㎠です。
これ何点か調べるだけなんです。知っているとすぐ解けてしまう問題でした。
でも、僕は授業でこの定理教えていません(軽く紹介する程度です)なぜかというと、公式に頼ってしまう生徒になって欲しくないからです。(じゃぁ、ここに自慢げに書くな!というお叱りのことばが聞こえてくる…スミマセン。)この機会に、「こういう定理もあったなあ」程度に覚えておくと役に立つかもしれませんね。
本日はここまでにします。