算数 場合の数その3

みなさん、こんにちは。こんばんは。やのです。

 

本日は受験前のお仕事をひたすらしていました。受験前のお仕事って、ナニ何なに?ってお思いの方もいますね?教えません(苦笑)小6生と卒業生のみなさんだけが知っていることです。ヒントは「一筆入魂で書いているもの」の準備です。

 

閑話休題

場合の数その1

場合の数その2

 

昨日の続きです。

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(3)0、1、1、2、3の5枚のカードを並べて3桁の整数を作るとき、何通りの整数ができますか?

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昨日は、樹形図をもれなくダブりなく書いてみました。

それでは、今日は数え方のポイントを踏まえて考えてみたいと思います。ポイントは「数えにくいときは分類(場合わけ)する」です。昨日樹形図を書いた理由は「数えにくい」ことをみなさんに実感してもらいたかったからです。

 

では、どのように分類するのか?ということになってきますが、コツは「数えにくい原因は何?」と自問自答してみることにあります。

 

今回の数えにくい原因は「0」カードがあることと「1」が2枚あることです。そして「0」は先頭に使えないという条件だけ。

このことから今回の分類は「1」のカードが2枚あることに注目して・・・

 

ア)「1」のカードを2枚必ず使う

イ)0、1、2、3のカードを並べる(数えにくい原因をアで取り除いたので、普通の問題に直すイメージです)

 

アを更に分類します。(「0」のカードを処理すると数えやすくなります)

①(1、1、0)を並べるとき・・・110、101の2通り

②(1、1、2)を並べるとき・・・112、121、211の3通り

③(1、1、3)を並べるとき・・・113、131、311の3通り

 

イのときは、昨日解説した(2)と同じですね。「0」に気をつけて樹形図を書きます。(今日は省略)3×3×2=18通り。

 

以上のことから、2+3+3+18=26 答え26通り

 

樹形図を書いた方が楽だよ!って声が聞こえてきそうですが、こちらの方が断然楽で正確ですよ(苦笑)

この「分類してから数え上げる」ことが場合の数のポイントです。みなさん覚えておいてくださいね。

 

本日はここまで。

また明日です。


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