こんにちは、ゆみこ先生です。
    福音館のシリーズの『たくさんのふしぎ』の本が好きで、毎月「ピン!」ときた一冊を
    購入しているお話は以前にもしました。今月は『たくさんのふしぎ』から「昆虫の体重測定」と
    題した作品を購入しました。敢えて「作品」と申し上げたい。作者の吉谷さんは、農業大学で昆虫学を
    学んだそうですが、なんとわかり易く、あたたかなイラストも描いているのです。また、その昆虫の体重を
    電子秤で測ってみようと思われて・・・。この発想と実行で本にまとめた!
    私は、感激し、観終えてなお拍手をしたほど。
    
    
    その続きがありまして・・・。
    その電子秤がですね、レザン卒業生の保護者の方からお借り出来たのです。何ということでしょう!!
    実物の威力は、まさに、百聞は一見にしかずです。20グラムまでしか測れない、繊細な秤。
    1/1000位までの表示がなされています。
    
    ●私は最初に「輪ゴム」を測ってみました。
    0.165g  0.148g  0.204g  0.216g  0.182g
    
    1つとして同じものがなかったのも驚きでした。
    少数を学習している小3生にも実際に測ってほしいな・・・
    各輪ゴムと重さの数値を写真に撮って、重い順に並び替えてもらうのも面白いな・・・
    ちなみに、文中によると「つまようじ1本0.12g」だそうです。輪ゴムと大体おなじなんですね。
    
    
    ●次に、いろいろな形の買を測ってみました。
    17.008g  1.005g  0.629g  1.891g  8.276g
    
    見た目の量感覚と実際に測った重さのギャップを感じてもらうのもいいかな・・・
    あ! 少数のわりざんの題材としても可能ですね。これはこれのいくつ分?とか。
    
    ●髪の毛を測る
    小5の男子が、「髪の毛を測ってみたら、重さを測れたよ!」と話かけてきました。
    私も実験! 測定不可でした。。。  水分量の違いでしょうか。。。これはおススメしません。
    
    そんなこんなでレザンに宿泊していた「電子秤」ですが、一週間の滞在予定が間もなく終了します。
    
    本一冊から、人や物をつなげてくれました。
    この「ピン!」ときた感覚を共有できたらうれしいです。