小6算数 久しぶりに問題を解きます(周期)その2

みなさん、おはこんばんちは。寒暖差がおおきくて、体調管理が大変です。新年度が始まり1か月、生たちには若干疲れが見え始めています。僕は相変わらず元気です。


昨日に続いて、珍しく算数の問題の話です。お付き合いください。

 

解答です

早速解いていきたいと思います。

「クラスの人数は38人で、掃除当番は出席番号順に1日8人ずつで、最後までいくと1番に戻ります。掃除は休みなく行うものとするとき、1番から8番の8人が2回目に掃除当番になるのは、初めの日から数えて何日目ですか。」

まず38人の意味を考えてみたいと思います。この問題は、周期になるのですが(掃除当番が繰り返されるからです。)周期の人数が何人なのかを考えなければなりません。クラス38人で割り切れる人数を考えます。掃除当番は8人ずつですから、周期の人数は8で割り切れなければいけません。

38でも8でも割り切れる人が、この周期の延べ人数なんですね。ということで、38と8の最小公倍数152人の周期を考えると、152÷8=19日 1周期あたり19日間です。

次に何日”目”…序数です。(基数・序数の違いはマタの機会に・・・)この問題では、2周期目の1日目のことをこたえるので、19×1+1=20日目 となります。

ただ何となく、出てきた数字の「38と8の最小公倍数がのべ人数になる」なんて解説では納得できません。「なぜなのか?」をしっかりととらえるべきです。今回は倍数の意味を考えるべきでした。

 

やはり、授業のことを書くとカタい文章になってしまいますね。本日はここまでにします。




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