本日も独り言を…
旧小6生の卒業式、もうすぐですね。卒業おめでとう。
新年度が始まり、1カ月がたちました。早いものです。
そして、あっという間に春期講習も始まります。
新小6生の皆さん、今やれることは何なのでしょう?
1カ月間しっかりと学習できましたか?
ペースはつかめましたか?
この時期にやるべきことは、生活の(勉強の)リズムを整えることです。
うまくいかないことがあったら、相談してくださいね。
さて、「約数・倍数」の話の続きです。
ただいま、新小5生は「分数」の学習をしています。
約分や倍分・通分のために、「約数・倍数」を学んできたわけですが、
ただの計算のツールではないんです。
約数の意味ってお分かりですか?
「ある数を割り切ることができる数」
ある数÷□=整数 のとき□は約数になるんです。
倍数は
「ある数で割り切ることのできる数」
□÷ある数=整数 のとき□は倍数です。
授業では上記の2つを重視しています。
ここを適当にすると、
小6になって「約数と余り」の余りの処理の仕方、
「倍数と余り」の余りの処理の仕方がわからなくなってしまうんです。
この話は次の回に…
小5生の問題としては、「あるクラスの生徒は同じ人数ずつ8班に分けられます。クラスの人数は何人ですか。ただし40人より多く50人より少ないものとします。」
というものがあります。
問題を読んだ瞬間、クラスの人数は8の倍数だと気づきますが、
なぜ、8の倍数になるのか説明を求めると、うまくいかないものです。
倍数の意味を考えて、
「8班に分けられます。」→クラスの人数は8で割り切れる→8の倍数と説明してもらいたいところです。
自分のことばで説明すると、より理解が深まると思いますよ。
今日はここまでにします。